ティファールのフライパンを購入するとき、ガス火専用にしようかIH兼用にしようかということは、結構迷うポイントですよね。もちろんキッチンがIHという方はIH兼用の一択ですが、ガスコンロの場合は選択肢が増えるわけですから、迷ってしまうのも当然。
我が家もコンロはガスなのでどちらを購入するかいつも迷っていました。同じようにどちらを購入したら良いか迷っている方に向けて、ガス火専用とIH兼用フライパンの違いを解説していきます。
どちらを買うか迷っている人の決め手になるといいな
ガス火専用とIH兼用のフライパンの違い
ガス火専用とIH兼用のフライパンは主に下記が違います。
- コーティングが違う(IH兼用の方が強い)
- 底面の作りが違う
- 重さが違う(ガス火専用の方が軽い)
- 価格が違う(ガス火専用の方が安く買えることが多い)
上が、ガス火専用、下がIH兼用の似たセットだけどやっぱりガス火専用の方が価格が安いよ。これはガス火専用の大きなメリットだよね
ガス火専用とIH兼用のそれぞれの特徴を詳しく
まずガス火専用のフライパンとIH兼用のフライパンではコーティングがフライパンの重さが違います。同じサイズのフライパンでもガス火専用のフライパンの方が250~300グラム近く軽くなっています。あおり炒めがしたい。重いのは嫌という場合は、ガス火専用がオススメです。
しかし、重さは重いもののコーティングの強さやフライパン自体の丈夫さはIH兼用の方が上回っていますので耐久性の面ではIH兼用の方に軍配が上がります。
IH兼用の方が丈夫に作られえている理由は、フライパンにかかる火力が強いためです。
その強い火力に耐えるため、フライパン自体にも厚みを持たせていますので、重くなってしまいます。しかし、その分、丈夫なつくりとなっていますので
ガス火でしか使わない場合でもIH兼用を選べば耐久性は確実にUPします。
とにかく耐久性重視という方には、IH兼用である最上級グレードの「アンリミットコーディング(チタンコーティングの6倍の耐久性)」採用のフライパンがおすすめです。
- IH兼用に比べて軽いので疲れにくい、あおり炒めがやりやすい
- 価格が比較的安い
- IH兼用に比べるとコーティングが少し弱い(最上位コーティング搭載のフライパンが発売されていない)
- IH兼用よりフライパン自体の薄いので熱による歪みが出やすい
- 最上位コーティング(アンリミテッド)が搭載されている
- しっかりと厚みがあるため、歪みが出にくい
- ガス火専用より思いので、大きなフライパンは扱いにくい
- 厚みがあるため熱伝導率・蓄熱性が高い
ガス火専用フライパンとIH兼用フライパンを実際に両方使った感覚としては、IH兼用はフライパン自体に厚みがありしっかりしています。それは初めて手に取った時にすぐわかるレベルでした。フライパン自体の重みのせいかもしれませんが、重たいがしっかりしている。これが印象です。
コーティングは見た目でははっきりはわかりませんが、それでもなんとなく丈夫そうな感じがしました。IH兼用の方は、最上位グレードのアンリミテッドコーティングを採用したフライパンでしたのでその先入観かもしれませんが、とにかく強そう。という印象。
そしてIH兼用フライパンを実際に使い始めて半年・・・コーティングはびくともしていません。フライパンのゆがみももちろんなし。毎日使っているにも関わらず、新品の時とほとんど変わらない状態に体感としてもコーティングの強さを感じています。
筆者としては、重さが重いことを我慢できるのであれば、IH兼用をオススメです。
フライパンの買い替えならこのセットがおすすめ。特に22cmのフライパンが重宝するよ!
実際に重さはどれくらい違う?
ティファールのガス火専用フライパンと、IH兼用フライパンでは、約200グラムほど重さが違います。
実際に重さを量ってみました。
こちらが、ガス火専用(ふちに使い込んだ痕跡が・・・)
そしてこちらが、IH兼用です。(こちらの方が新しいです)
重さの差は約280グラム。実際持ち上げてみるとかなり重く感じます。よく言えば重厚感がありしっかりしているという印象です。
私が買ったのはこのセット↓。お鍋はまだ傷んでいなかいから欲しいのはフライパンだけ。そんなニーズにぴったりのセットだから選んだよ。
フライパン3種と取っ手が2個!それにフタとヘラって、すごくいいセットだよね。
\上の写真はコレ↓ティファールセットの買い替えにオススメのセット/
コーティングの持ち具合は?
コーティングの持ち具合については、使用方法により差がありますのであくまで自分の使った体感上の話になってしまいますが、私の感じた感覚ではIH兼用タイプに軍配が上がります。使い始めてまだ半年くらいなので完全な比較はできませんが、まだ少しも傷んだ印象はありません。
使用した機関が違うので純粋に比較は出来ませんが写真を見ただけでもコーティングの差を感じませんか?左がIH兼用で、右がガス火専用です。
結局どっちがいいの?
結局どっちがいいの?これは好みがあると思いますが、筆者としてはIH兼用がおすすめです(筆者は軽さより耐久性重視)。ガス火専用には、軽いというメリットや比較的安価に販売されているというメリットがあり、それぞれの良さは有りますが、一度使ったら長く使いたいのであればIH兼用がおすすめです。ティファールであるあるのフライパンが熱で歪む現象も発生しにくいですよ!
軽さ・安さを求めるならガス火専用
長持ちを求めるならIH兼用がいいよ
IHコンロならIH兼用一択
当たり前ですが、自宅のコンロがIHの場合は選ぶべきはIH兼用タイプを選んでください。ガス火専用とIH兼用では底面の加工が違いますので、IHコンロでガス火専用のフライパンは使えません。IHコンロを利用の場合は間違えてガス火専用フライパンを購入しないようにしましょう。
おうちのキッチンがIHの人はガス火専用を間違えて買わないように気を付けてね
あおり炒めがしたい・力が弱い人はガス火専用がいい
自宅のコンロがガスコンロの場合で、あおり炒めがしたい場合はガス火専用タイプがおすすめです。その理由はフライパンの重さ。実際に使い比べるとわかりますがIH兼用のフライパンは重たいです。そのためあおり炒めをするには力が必要となります。力に自信があり重さなんて気にしないという人以外は、あおり炒めがしたい場合にはガス火専用がおすすめです。また、あおり炒めはしないけど・・・という方でも、力の弱い方にはガス火専用がおすすめ。家族分の調理をするとどうしても重たくなりますので、大人数分の調理をする方にもガス火専用タイプがおすすめです
一度買ったら長く使いたいならIH兼用
基本的にIH兼用タイプの方が、強いコーティングになっています。そのため長持ちさせていたなら、IH兼用がおすすめです。またIH兼用は、フライパン自体の厚みも厚いのでフライパンの変形もしにくくなっています。
IH兼用の方が良いコーティングを使っているフライパンが多いのは事実だけど、ガス火専用もティファールのコーティングは十分しっかりしているよ
買い替え時のおすすめセット
先ほど私が買ったと書いた↓のセットは、とってもオススメです。
実際ティファールのセットを購入した場合、最初に傷むのはフライパン、そして取っ手です。鍋はそこまで傷みません。でもフライパン単品だと割高に。かといってお鍋ばかり増えても仕方ない。そんな悩みを一気に解決してくれるのがこのセットです。
ガス火専用を希望ならこちらも
まとめ
ティファールのフライパンはIH兼用の方が長持ちします。でも重さは重い。重いけど長持ちさせたいのか、長持ちよりも軽さ重視なのかでどちらを選ぶのがいいかは変わってきます。ガス火専用の方が比較的安い傾向はありますが、セールなどでは変わらないことも多々あります。自分のニーズに合わせて使いやすいフライパンを選んでくださいね。