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紙かタブレットどっちがいい?進研ゼミ中学講座を両方試して分かったメリットデメリット

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進研ゼミは、タブレットと紙で受講するハイブリットスタイルとありますよが、どちらにするか迷っている方、結構多いのではないでしょうか?

私もその1人でした。内容は違うんだろうか?噂だと紙(オリジナルスタイル)の方がレベルが高いっていうけど、本当?みんなはどうやって選んだの?などなど疑問がいっぱい。

そんな疑問を解決します。

我が家は、紙学習からタブレットへ。そしてまた、紙学習へと変えてきました。なぜ、私がこのように変化させてきたのか。これまでの経緯と経験をもとに紙とタブレットのメリットデメリット、そしてどんな子にはどちらが向いているかを、詳しく解説していきます。

ぷちマロン

うちは、タブレットから紙へ戻したよ。その理由も説明するね。

*当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

*ぷちマロン家の子は比較的上位。ちょっと短気。サクサク勉強したいタイプ

進研ゼミ中学講座の基本情報

進研ゼミ中学講座は、タブレットと紙の教材で受講する「ハイブリットスタイル」と紙の教材を主に使って受講する「オリジナルスタイル」があります。

タブレット端末または紙での教材での受講となり9教科(5教科+副教科4教科)が塾に比べてはるかに安い価格で学ぶことが出来ます。

進研ゼミ以外にもZ会やスマイルゼミが同様のサービスとして存在していますが、その中でも進研ゼミは、とにかく勉強を楽しませようという工夫が多く勉強が苦手な子にもピッタリな教材です。

料金について

まず最初に料金の説明です。タブレット学習と紙学習で料金に差はあるのか?というと、結論として紙学習の方が少し安くなります。具体的な価格差は、下記の通り。

小栗さん

4月入会者全員、「中一講座」〈ハイブリッドスタイル〉を
12カ月分一括払いで受講すると4月号6,990円がなんと1,990円~になるよ!

学年ハイブリットスタイル
(タブレット+紙)
オリジナルスタイル
(紙)
中学1年生毎月払い 8,170円/月
6か月一括払い 7,700円/月
12か月一括払い 6,990円/月
毎月払い 7,480円/月
6か月一括払い 7,010円/月
12か月一括払い 6,400円/月
中学2年生毎月払い 8,290円/月
6か月一括払い 7,860円/月
12か月一括払い 7,140円/月
毎月払い 7,680円/月
6か月一括払い 7,270円/月
12か月一括払い 6,570円/月
中学3年生毎月払い 8,330円/月
6か月一括払い 7,900円/月
12か月一括払い 7,190円/月
毎月払い 8,220円/月
6か月一括払い 7,800円/月
12か月一括払い 7,090円/月

中学3年生になるとほとんど差額がなくなりますが、中学1・2年生では月額500円程度オリジナルスタイル(紙だけ)の方が安くなります。

タブレットについては、専用端末を使うことになりますが、ハイブリットスタイルを6か月以上受講すれば無料*(定価は39,800円)になりますので、初期費用は0円で始められます

*受講6か月未満での退会または学習スタイルを変更した場合は、9,900円(税込)が必要。

*入会前には公式ページで最新の情報を確認してください

タブレット教材のメリットデメリット

タブレット教材のメリットは、視認性の良さです。そして、タブレットという媒体自体が子供のやる気を引き立たせてくれます。

メリットデメリット
・視覚的に勉強が出来る
・お楽しみ機能がありやる気UP
動画解説が分かりやすい
先取り学習できる
・AIが学習量を調整してくれる
・テキストが嵩張らない
・暗記用のアプリがゲーム感覚で楽しめる
・親の手間がかからない
英語のヒアリングが聞ける
・サボっても視覚化されにくい
タブレットの動作が悪い時がある
・一か月にやる量が分かりにくい
苦手問題だけをピックアップしにくい
・動画解説を見るのに時間がかかる
・6か月未満の退会や故障時に端末代がかかる
・選択問題など適当になりがち
ぷちマロン

タブレット学習の良さは、お楽しみ感がUPすることだよね

小栗さん

動画解説や、英語のヒアリングなんかもタブレット学習ならではいいところだよ!

実際に体験して、良かったところ

  • 動画解説があり、分かりにくい問題も理解しやすい
  • 問題を解いた後答え合わせが必ずあるので解きっぱなしにならない
  • テキストが嵩張らないので場所がすっきり片付く
  • 上の学年の単元まで自由に選択して勉強できる(先取りが出来る)
  • 英語はヒアリングが出来る
  • 暗記用のアプリがゲーム感覚で楽しめる

中学講座では、1年生の時点で3年生までの単元が全てがいつでも学習できるので先取り学習できるのが良かったです。

そして、「テキストが嵩張らない」「親の手を煩わせない」「英語のヒアリングが出来る」「面倒なマル付けが自動で行われる」これらがとくに良かったです。

ぷちマロン

タブレット学習は答えあわせを自動でしてくれるのはいいよね

小栗さん

マル付けってめんどくさがって解きっぱなしになりがちだから、これはタブレットの一番のメリットだと思う!

デメリット

  • タブレットの反応が時々悪い(中学から端末はグレードアップしますがそれでも・・・)
  • 溜めるとAIが自動で再調整が、逆にやるべき量が分からなくなる(減る)
  • 苦手な問題や難易度の高い問題だけをピックアップしにくい
  • 問題を解くことや解説を見るのが紙学習に比べると時間がかかる

タブレット学習のメリットとして、忙しくて課題をやりきれなかった場合にやる気を損なわないようにやり切れる量を調節してくれるという機能があったのですが、わが子にはこれが逆効果・・・。やるべき量が分からなくなるし、溜めるものだからやるべき量がどんどん減ってしまいました。(自分で選択して追加出来るのですが、どれをやったらいいかわからなくなってしまったみたい)

ぷちマロン

小学講座のタブレットは1か月分の課題がはっきり決まっていたので溜まってしまっても、やり切っていたから良かったんだけど・・・。

小栗さん

AIによる学習調整など便利機能が多い分、使いこなすのが難しかったんだね。

そして、タブレットの反応の悪さにイライラ。中学講座になってからタブレットが新しくなりずいぶん良くなったものの、普段iPadを使用しているからかもしれませんが、時折感じる動作の遅さや反応の悪さについイライラしてやる気が損なわれてしまっていました。

ぷちマロン

タブレットにもいいところはたくさんあったんだけど、うちには向いていなかったみたい。

紙教材のメリット・デメリット

オリジナルスタイル(紙教材)のメリット・デメリットは以下となります。紙教材の良いとタブレットに比べ学習内容の全貌が見えやすく、紙に書くことで勉強をしたという達成感を得やすいです。

メリットデメリット
・その月にやる量が一目瞭然
苦手な問題だけをやりやすい
成果が視覚化されるので達成感がある
・机での勉強習慣が身につく
・タブレット代の動作ヘイライラがない
・実物が貯まるのでやってないとプレッシャーになる
・先取りが出来ない
散らかりやすい
・授業の範囲とズレることがある
マル付けが手間
・英語のヒアリングが聞けない

実際に体験してよかったところ

  • タブレットの動作に対するイライラがなくなっ
  • その月にやる量が一目瞭然(溜めたらすぐ気が付く)
  • 全ての問題が一気に見渡せるので、既に解ける問題は省き苦手問題だけをやるなど、効率よく勉強できる
  • テスト前の仕上げの際などに、自分にとって必要な問題を探しやすい
  • 解いた問題が視認化されて残るので達成感がアップする

タブレットに対して紙教材では楽しみやすさや解説が分かりにくいのでは?と心配していましたが、さすがは進研ゼミ、紙教材でも楽しみやすさの工夫がされていて解説はとても分かりやすく充実した内容となっていました。

進研ゼミ中学講座のテキスト
マンガや絵を写真・イラストが多く使われていて読むのが楽しくなるテキストと問題集。

このテキストなら大人の私が読んでも面白く授業の内容なんてほとんど忘れてしまっている状態からでもスイスイ理解すること出来ました。学校での読書の時間に持ち込んで読んだりできるのも紙テキストならではのメリットです。

小栗さん

問題集と聞くと抵抗感が出やすいけど、進研ゼミの問題集は絵やマンガを多く使ているから楽しく読めるよ

進研ゼミ定期テスト予想問題
こちらは、オリジナルスタイルだけがもらえる定期テスト予想問題

オリジナルスタイルでは、タブレットでの定期テスト対策アプリの代わりに冊子での予想問題集が届きます。タブレットの定期テスト対策アプリも便利ですが、アプリでは単元を指定して出題を待つという形式なので、やってみたけど分かる問題が続いてしまう。ということもあり、ラストスパートとして問題を解くには、紙のテキストの方が効率良く勉強できると感じました。

ぷちマロン

定期テスト予想問題は、オリジナルスタイルだけの特典!これがすごく良かったよ。

デメリット

  • タブレット学習のように先取りは出来ない
  • 自分の学校の授業範囲とのタイミングのずれが生じることがある(理科・社会は単元が合わない時は取り寄せ可能)
  • 収納のスペースを取る
  • マル付けがめんどくさい ←これが一番やっかいかも・・・
  • 片付けの場所を取る

紙学習のデメリットはやっぱり嵩張ること。といっても毎月のテキスト自体はさほど分厚いものではなく、一か月ごとに増えていくのは1cm程度の厚さくらいなのですが、それでもタブレットに比べればスペースを取ってしまいます。

また、マル付けがどうしても面倒になってしまうので、紙学習に変えて一番感じたのはタブレット学習のマル付けは本当に楽だったということでした。マル付けをしないと意味がないと分かっていながらもついサボる子供・・・。マル付けに関しては本当にタブレットの機能のありがたさを感じました。

我が家がタブレットから紙学習にした理由

我が家の子どもがタブレットから紙学習に変えた一番の理由は「タブレットにイライラする」そして、「我が家の娘の学習状況(比較的成績上位)から考えると効率が良いとは思えない」という理由でした。

タブレット学習を止めた理由
  • 毎日コツコツこなすことが出来なくて、溜めてしまったらどれをやったらいいかわからなくなってしまった。(AIの問題再設定機能により学習量が減ってしまった)←使いこなせなかった・・・
  • 出来る問題も何度もやる事にイライラしてしまった
  • タブレットが固まったり動作が悪くてやる気を失ってしまうことがたびたびあった
  • お楽しみ機能を楽しいと思うタイプではなかった
  • テスト前、苦手問題だけをピンポイントで学習するのには向いていないと思った
紙学習に変えた理由
  • 必要な問題だけをピックアップしやすいのではないかと考えた
  • タブレットの動作にイライラすることないのでストレスが軽減されると考えた
  • やるべき量が完全に見える化するので、溜めたとしてもやり切れるのではないかと考えた

まず、タブレット学習が悪いのではなく、娘がちゃんと活用出来なかったというのが前提ですが、性格上「タブレットだから」「お楽しみ機能があるから」という理由では、やる気の出るタイプではありませんでした。

そして、サクサク解いてさっと終わらせたい娘にとってはタブレットの動作自体がストレスになっていたため紙学習へ変更しました。

結果、今のところ変えてよかったです。ある程度親のサポートが必要になってしまいますが、やるべき問題をピックアップしやすく、効率が上がったと思います。

ぷちマロン

タブレットにもいいところはたくさんあったんだけど、操作にイライラしてしまったり、溜めてしまうことがある、うちには向いていなかったみたい。

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ぷちマロン

ぷちマロン家は進研ゼミのエベレスもやっているよ。これはオンラインだけど、リアルタイムだから拘束力があってこちらの方が向いていたみたい。

小栗さん

エベレスはオプションだけど、エベレスだけの受講も可能だよ!

学習量に差はあるの?

私の印象になりますがおそらく、すべての問題をやり切れるのであればタブレットの方が学習量は多くなります。ただし多くなる内容は、比較的簡単な問題の問題になるため、難易度が高い問題の学習量はあまり差はありません。もしかしたら紙のタイプの方が難易度が高い問題については多く出題されているかもしれません。

ただ、これらの印象は、我が家は、タブレットを隅々まで完全に使いこなせなかった一方で、紙学習の場合は、問題の全貌を一気に確認出来たからであってタブレットを隅々まで使いこなた場合は、違う見解になるかもしれませんので、その点はご了承ください。

結局、紙とタブレットどっちがいい?

オリジナルスタイル(紙)とハイブリットスタイル(タブレット+紙)のどちらがいいかというと、それは、結局子どものタイプによりますが、紙学習は比較的成績上位の子、タブレットは中~下位を含んだ層に向いています。

ハイブリットスタイルが向いている子
(タブレット学習+紙学習)
オリジナルスタイルが向いている子
(紙学習)
・勉強はあまり得意ではない
・基礎問題もたくさんやりたい
・英語の音声が聞きたい
・お楽しみ機能も楽しみたい
・アプリなどがあるとやる気がでる
・タブレットを触りたい
・成績は上位で基本問題は学校の授業などでしっかり習得している
・映像でなくても解説を読んで理解できる
・親のサポートが受けられる
・紙に書くことが好き
・お楽しみ機能に興味がない

紙学習に変えてみて感じたこととしては、やはりタブレットの方が親の負担は少なくなります。我が家の娘は成績は比較的上位(上位10%以内程度)ですが、難しい問題となると解説を読んでも理解できないことがあり質問を受けることがあります。

また、マル付けをめんどくさがる傾向もあるので、それも含め、ある程度親のサポートが必要となるので、紙にするかタブレットにするかを選ぶ場合は、親がサポート出来るかも重要になってきます。

まとめ

進研ゼミはタブレットでも紙学習でも、どちらも内容は分かりやすくどちらの方が学習量が多い。というものではありません。タブレット学習の方がコツコツタイプに向いていて、紙学習はサクサクやりたいタイプに向いている。というように、子どもの個性に合わせて選ぶのが一番という結論になりました。

親がサポート出来るかどうかも重要なポイントになりますが、その点でいうと確実にタブレットの方に軍配が上がります。進研ゼミは簡単などと言われがちですが、真面目に取り組めば間違いなく成績は上がりますし、上位の子にも適したテキストです。

特に初月は特典がたくさんついてくるので、迷っている方はぜひ一度お試しください。

*進研ゼミは最短受講2か月。

ぷちマロン

オプション教材のエベレスも受講しているよ。よかったらエベレスについても読んでみてね。実際のわが子の娘の成績も公開してるよ。

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