４人家族の食費は約８万円。外食の頻度は？気になる平均額を解説

家計管理をしていると、自分の家の食費って平均的なのかな？と疑問に思ったり、ネットや節約雑誌を見て自分の家が食費をかけすぎているような気がしてきて不安になったりしますよね。

私もそうです。とっても周りが気になってしまいます。特に雑誌なんかを見ると、えっ３万円で四人で過ごせるの！？と、焦ることもしばしば・・・。

でもちょっと待って！それって本当にみんなそうなの？と思いませんか？

今回は、総務省統計局の家計調査結果をもとに４人家族の本当のところの平均をまとめましたので、私と同じようにみんなの食費が知りたい方に向けて詳しく解説させていただきます。

総務省統計局の家計調査では、かなり細分化された統計データが公開されています。その中で、今回は１世帯当たりの人員が４名の場合をもとに説明します

４人家族の平均的な食費は？

総務省統計局の家計調査（2021年11月）では、4人家族の食費の平均は、84,796円です。この中には、「外食費」「給食費」「お酒代」も含まれています。

どうでしょう？意外と多い印象ですか？それとも少ないと思ったでしょうか？

私の感想は、意外とみんな使っているんだ！という感想でした。

今回のこの調査では有職者が1.89人となっていましたので、共働き家庭（または子供が成人）を多くんだ結果となっているが高めの金額になっている理由にあるかもしれませんが、雑誌でよく見る４人家族で３万円というのがいかに安い金額か分かりますよね。

ちなみに３人の場合は、76,319円、２人の場合は64,581円で、１人減るごとに10,000円前後減ることになります。

外食はどれくらいしてる？

普段の食費も気になるけれど、外食費って気になりませんか？私は共働きなのもあり、外食頻度が増えているような気がしていました。でも、お友達の話を聞くと、うちよりももっと行っているのかな？と思ってみたり。外食に行く頻度は、わざわざ人と比べるものでもありませんが、とっても気になるので、これも調べてみました。

結果、外食費は15,509円でした。４人家族で15,509円というと月に3～4回は外食していることになります。皆さん、定期的に外食をしていますね。

食費の中で一番多くかかっている項目は？

これまた気になる結果ですよ！

食費の中で一番お金がかかっている項目は実は、調理食品で12,681円。２位が肉類 9,727円、３位が野菜類 8,075円です。

ついついお惣菜や加工された食品を買ってしまうと罪悪感を持ってしまいがちですが、これを見ると安心しませんか？みんなそうです。安心してください！

お酒代っていくらくらい？

せっかくなので、お酒についてもご紹介。

お酒を飲む家庭ではお酒代が嵩んでいるというご家庭も多いのではないでしょうか？

お酒代の平均購入額は3,336円です。思ったより少なくありませんか？

我が家はあまりお酒は飲みませんが、毎日ビールを飲むという話もよく聞きますので、思ったより安いんだなぁと思いました。発泡酒にしたり第３のビールにしたり、大容量入りのウイスキーにしたり皆さん工夫してお酒代を節約しているのかもしれませんね。

お酒が娯楽であり楽しみという方もいらっしゃるので、平均はあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、飲み過ぎてしまう旦那さん（奥さん）の身体が心配。そんなときには、この平均購入額を提示したら、もしかしたら少しだけお酒を控えてくれるかもしれませんよ。

食費節約のコツ

意外とどの家庭でも食費がかかっていると分かったところですが、控えれる部分は控えたいですよね。下記を意識するだけで月に１万円程度は安くなります。

• なるべく自炊する
• 野菜は多めに買ったら下処理してフリージングする
• 安いスーパーでまとめ買い
• 値引き品を購入（スーパーへは夕方６時以降に行く）
• もやし・豆腐・卵料理のレパートリーを増やす

特にフリージングは、時短にも有効。旬の野菜を購入して冷凍すれば安くて栄養価の高い野菜がいつでも食べられますし、すぐに下処理してしまうことで、忙しくて食べ忘れてしまったということを防げますので、食品ロスも減らせます。

まとめ

今回の調査結果を分析した結果、食費は思ったよりどの家庭でもかかっているようです。

節約雑誌などでは食費は月３万というのが常識のようにも思えますが、この数字は、とっても頑張って節約している金額だったんですね。

節約して月に３万円で暮らすというのは素敵なことだとは思います。とっても尊敬します。でも、それは難しからこそ雑誌で特集になるんです。節約雑誌や口コミなどを聞いて、うちは使い過ぎている・・・と落ち込む必要はありません。

この記事を見てそんな風に安心してもらえると嬉しいです。でも、食品ロスは少なく、健康で幸せな食生活を心掛けましょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。