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これで貯金出来る!毎年200万円貯めている主婦が実践している失敗しない先取り貯金の方法

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みなさん。先取り貯金していますか?

私はかれこれ20年以上先取り貯金しています。初めてアルバイトをしたときから、収入の一部を貯金していました。その金額は1万円だけのときもあれば、もっと少ないときもあったかもしれませんが、必ず先取り貯金を続けてきました。今は毎月12万。ボーナス月は34万を必ず先取り貯金するようにしています。

その長年の経験から、先取り貯金の大切さとその方法をお伝えします。

先取り貯金は簡単!貯金出来ない人も、きっと貯金出来るように分かりやすく説明しますので、貯金が出来ない。苦手。使ってしまうという方、ぜひ読んでいってください!

先取り貯金とは

先取貯金とは、毎月一定額を月の初め(または給料日)に分けることで貯金をすることを言います。先に貯金分を分けてしますことで、いつの間にか全部使ってしまって、貯金が出来なかったということを防ぐ事が出来るのが魅力の貯金法です。

先取貯金のメリット

これを読んでいるかたは、おそらく貯金が苦手なんですよね。あっただけ使ってしまう。使いたい気持ち分かります。だから、先取り貯金をするんですよ!

お給料をもらったら、最初に貯金分抜いてしまうんです。もしもこれが親元にいる方だったら親に預けてしまうのもいいでしょう。物理的に自分の手元からなくすことで、「気が付いたら使ってしまっていた」がなくなります。はじめから無いものと思えば、苦痛にもなりません。それなのにいつの間にか貯金が出来ている。それが先取り貯金の一番のメリットですから。

先取貯金をすることのもう一つのメリットは、生活レベルの上げ過ぎを防ぐことが出来る事です。

お金があれば自然に生活レベルがあがっていくものです。最初に生活に必要な最低限のお金を残して余分なお金を手元からなくしてしまえば、それ以上のお金を使えませんので、生活レベルの上げ過ぎを防ぐことが出来ます。

我が家は収入が上がっら、収入上昇分の中の1割だけを生活費にプラスして残りの9割は先取り貯金額へ回しています。1割だけ増やすというのは、失敗しないコツの無理しない事に繋がっています。全額先取り貯金へ回してしまうと何のために頑張っているかわからなくなってしまうので。

小栗さん

先取り貯金すると苦労しないでお金が貯められるよ

  • 気が付いたら使ってたを防げる
  • 日々の生活で意識しなくても貯金出来る
  • 生活レベルを上げ過ぎるこも防げる

先取り貯金のやり方

先取貯金にはいくつのやり方があります。その中でも20年続けてきた私が思う良い方法をご紹介しますね。

口座を分けて貯金額分を振り分ける

私が実践している方法です。

毎月決まった額を、月の初めまたは給料日に生活費とは分けた口座に自分で入金する方法です。余分に1つ銀行口座を作るだけでいいので手軽なのがいいですよね。また、どうしても必要な場合には、すぐにお金を引き出せる自由度も良いところです。

インターネットバンキングであれば、どこでもいつでもすぐ出来るので、この方法にする場合は、まずインターネットバンキングの利用を始めましょう。

そして、振込手数料の確認をしてください。

手数料がかかる銀行でやるのはNGです。大手の銀行でもある程度の金額を口座に入れていたり給与口座にしていていれば、振込手数料が無料となったりしますので、まずは自分の銀行の条件を確認してくださいね。

もしも振り込み手数料が無料になる口座を持っていない場合は、例えば楽天銀行なら残高10万円以上で1回、50万円以上の残高で2回無料となっていますよ。

この方法のデメリットは、自分で振り込みをしなければならないので、「つい忘れてしまった」や「今月はやめておこう」など、気持ちに左右されることです。またすぐ引き出せるのも、貯金が苦手な方にはデメリットともいえますね。

その場合は、次に説明する積立式定期預金がおすすめです

積立式定期預金を利用

この方法は、銀行に手続きをして、毎月決まった額を自動で積立して定期預金にしていく方法です。

自動で積立されていきますので、「振り分けを忘れてしまった」や「今月は振り込みできなかった(使いたかった)」を避けることが出来ます。また、満期まで預け入れをした場合は、普通預金より優遇された金利が適用されるのもメリットです。

こちらも自由に引き出すことは可能なので、どうしても使ってしまう人にとっては使ってしまうリスクが残りますが、満期になれば利息が付くため気持ちの面で引き出しへのハードルがあがりますので、すぐに引き出してしまうという方におすすめです。

デメリットは最初の手続きがやや面倒ということですね。

貯金分を袋分けしてよけておく

アナログな方法ですが袋分けというのも以外と良い方法です。

給料日に自分で決めた貯金額を袋分けして生活費と別の場所に保管します銀行口座も不要で誰でも今から出来る方法です。

この方法は、買いたいものがある!旅行代金を貯める!など明確な目標がある場合にぴったりです。

貯まっていく様子が目に見えるのでモチベーションアップがアップします

デメリットは近くにあるとつい使ってしまう。防犯上危ないということです。

財形貯蓄や社内預金を利用する

もしも、自分の勤める会社に制度があるのなら、財形貯蓄や社内預金を利用するのは、使わない手はありません。

会社に手続きをすることで給与天引きで指定された口座にあらかじめ決めた金額が自動で貯蓄されます

自分の意志とは関係なく貯蓄されるので、先取りし忘れもなく、給与支給の時点で貯蓄分が引かれていますので、もともと給与がその金額だったように感じられます。

また、住宅購入費用を貯蓄する目的の「住宅財形貯蓄」や老後資金を用意する目的の「財形年金貯蓄」を利用すれば、元利合計年間550万円以内については利子が非課税になる優遇も受けられます。

デメリットは、この制度を使える会社が限られていることです。

投資を利用する

ここからは、単に先取り貯金というのではなく、投資を利用する方法です。本当に貯金が苦手な方はまず先取り貯金から初めてもらいたいですが、投資の方がモチベーションがあがるという方もいるかもしれませんので、簡単にご紹介します。

積立NISA

積立NISAとは、年間40万円を上限に20年間非課税で投資運用が出来る制度です。

貯金とは違い投資になりますので元本割れのリスクもありますが、口座に入金しておけば自動で指定した投資商品が自動で購入されますので、先取貯金の代わりとしても有効な方法です。

上手に活用することが出来れば、投資による運用益を得る事も出来ます。

投資になりますので証券口座の開設及び積立NISA口座の開設が必要なことと、投資リスクの正しい理解が必要となりますので、先取り貯金のための手法としては上級者向けの方法です

iDeCo

iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができる制度です。(iDeCo公式サイトより抜粋)

簡単にいうと、自分で資産を用意し自分で運用し60歳以降に年金として受け取れる制度で、その掛金と運用益、さらには給付を受け取るときに税制上の優遇を受けられるとてもお得な制度です。

これも積立NISA同様、投資となりますので投資リスクの正しい理解が必要になり、先取り貯金の手法としては上級者向けとなります。

先取り貯金する際の金額の目安

さてここからは、具体的な貯金額のお話です。

先取貯金額の目安としては一般的に1割~2割。でもこれは、一人暮らしなのか実家暮らしなのか、子どもがいる世帯なのかなど状況によって変わってきますので、これに合わせて無理することはありません。

20年先取り貯金を続け、その間に無職の時期や失業保険をもらっていた時期もある私としては、月に1万円でも貯金出来ればバンザイではないかと思っています。

1万円先取りしてみて余裕がまだあれば2万円へ。まだ余裕があるなら3万円へと増やしていって、それとともに収入が増えていき、収入が増えた分はそのまま先取り貯金へ回していたら、気が付けば2割3割貯金出来ている。それが理想だと思います。

失敗しない為に気を付けるポイント

先取り貯金が失敗してしまう大半の理由は、無理な金額を設定してしまうことです。

まず1万円。難しそうなら5,000円でも1,000円でもよいので続けられる金額を設定することが大切です。そして先取り貯金で他の場所にお金を移動させてしまったら、そのお金のことは忘れましょう。

  • 無理な金額を設定しないこと
  • 先取り貯金をしたら、そのお金のことは忘れよう

タイプ別おすすめの方法のまとめ

タイプ別におすすめな方法をまとめます

あるだけ使ってしまう人

  • 財形貯蓄・社内預金
  • 自動積立定期預金
  • 袋わけ先取り貯金(買いたいものなどの目標がある場合)

貯金がある程度得意な人

  • 自分で口座を分けて振り分け
  • 自動積立定期預金

投資に興味がある人やお金を増やしたい(運用したい)人

  • 積立NISA
  • iDeCo

まとめ

先取り貯金の目安は1~2割が目安。でも、目安よりも無理のない金額で行うのが大切です。お金の管理が苦手、ある分だけ使ってしまうという人は、強制的に貯金出来る方法を利用しましょう。貯蓄には自信があるという方、投資がしてみたいというかたは積立NISAやiDeCoも検討して増やして豊かな未来を目指しましょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。