切ったキウイが硬かった。熟していないキウイを諦めずに美味しく食べる方法

 

スーパーで買ったキウイを切ってみたら、かたくてすっぱくて食べられない！もう捨てるしかないのかな。と思ったことはありませんか？

私はあります・・・。

追熟を待ってそろそろ大丈夫！！と思って切ったつもりがまだまだ硬かった時の絶望感。本当に悲しいですよね。せっかく買ったキウイなのにと悲しくなりました。

以前は無理して食べたり、あきらめて捨ててしまったこともありますが、もう大丈夫。

美味しく食べる方法を見つけましたので、同じように硬いキウイに悲しい思いをしている方においしく食べる方法をご紹介します。

スーパーで購入する際のポイントから順番に説明していきますので、すぐに硬いキウイの対処法が知りたい場合は目次から飛んでくださいね。

美味しいキウイの見分け方

キウイは一見見た目があまりかわりませんよね。スーパーで選ぶとき、美味しいキウイを選びたいと思っても、色はほとんどみんな一緒だしどれでも一緒かなと思ってしまいますよね。でも、見分け方はあります。見分け方のポイントを紹介しますね。

キウイの旬

キウイは一年中スーパーで購入することが可能ですが、国産のキウイの旬は１２月から４月です。キウイは収穫してすぐに食べられるわけではなく、秋から冬に収穫し、追熟してから店頭に出回ります。他の季節でもキウイは店頭に並んでいますがそれらはほとんどがニュージーランド産で、日本とは気候が逆になるため、春に収穫されたキウイが５月から１２月に輸入されます。

おいしいキウイの見た目

店頭でキウイを選ぶ際、どれにしようと悩みますよね。美味しいキウイは「産毛が多い」「ずっしりとした重みがある」「まん丸よりも少し平ら」この３点が揃っています。スーパーで迷った時には、こういったキウイを選んでみてください。きっとおいしいキウイに出会えると思います

食べごろの状態の確認方法

先ほどのおいしいキウイの見分け方で、美味しいキウイに出会えても追熟がうまくいかなければ美味しくは食べられません。追熟したキウイの食べごろは「持った時に程よく弾力がある（カチカチはまだ）」「ヘタの部分を押してみるとかるく凹む」「甘い香りがしている」これらがサインです。「表面にシワがよっている」状態は追熟が進んでいる状態です。触ってみて柔らかく甘い香りもしていたら早く食べた方がよいかもしれません。柔らかすぎる場合は傷んでいる場合もありますので注意してください。

切ったキウイが硬かった時の対処法

切ったキウイが硬くて食べられない。でも捨てたくない。我慢しても食べたくない。美味しく食べたい！その時は以下の方法を試してみてください。きっとおいしく食べられるはずですので、捨てちゃわないでくださいね。

皮を剥いたあとラップで包んで半日から１日冷蔵庫に置いておく

まず一番手軽な方法です。皮をむいたキウイをラップで包んで冷蔵庫で半日から１日おいてください。それだけで、甘くなっていて驚くはずです。ただ、この方法はあまりにも追熟がされていない場合にはあまり効果がありませんのでご注意ください。

はちみつ漬けにする

硬すぎるキウイでもおすすめなのははちみつ漬けです。切ったキウイにはちみつをかけて１日置くだけで、とっても美味しくなります。分量はキウイ１個あたりはちみつ５０グラムです。出来たはちみつ漬けは、ヨーグルトに乗せて食べたり、炭酸水で割って少しレモンを絞れば美味しいドリンクにと色々な楽しみ方が出来ます。

ジャムにする

もうひと手間かけてジャムを作るのも有りです。たまたま硬かった１つのキウイでジャムを作るのは手間がかかりますが、ジャムは日持ちもしますのでたくさんのキウイを手に入れた際にもおすすめです。

スムージーにする

 

ジャムは面倒という場合にはスムージーもおすすめです。りんごとヨーグルトとはちみつの組み合わせなら、硬くて酸味強いままのキウイでもさっぱり美味しくいただけます。

早く追熟させる方法

ここまでは、切ってしまったけど硬かったという時においしく食べる方法をご紹介しましたが、やっぱり、甘くて柔らかい状態が食べたいですよね。

基本の追熟

特別な事はなにもしなくてもキウイは追熟していきます。２０度前後の冷暗所が一番良いと言われています。基本は常温で追熟させてくださいね。

傷をつけて刺激する

キウイは刺激を与えると早く追熟します。少しだけ傷をつけたり、少しだけぶつけたりして袋に入れておくと早く追熟します。複数ある場合には１つだけに傷をつけて一緒に袋に入れておくと傷をつけていないキウイも早く追熟しますよ。

りんごと一緒に袋にいれておく

有名な方法かもしれませんが、りんごと一緒に袋に入れておくと早く追熟します。これはリンゴから出るエチレンガスの作用です。りんごと一緒に保管するだけで追熟が早くすすむなんてお手軽ですよね。

追熟させたくない時は？

逆に早く追熟させたくない場合もあると思います。たくさん一度に入手し過ぎた場合などはゆっくり追熟してほしいですよね。そんな時は、冷蔵庫で保管してください。追熟は２０度前後が一番進みますので、冷蔵庫に入れておけばゆっくりと追熟してくれます。そのまま冷蔵庫に入れるのでもよいのですが、乾燥してしまいますのでひと手間かけられるのであれば、１つずつ新聞紙で包みビニール袋に入れて野菜室に入れるとより良い状態で保存できます。

その他のキウイ情報

ヨーグルトに入れる場合は直前に

キウイをヨーグルトに入れるとタンパク質が分解されて苦みが出てきます。そのため、ヨーグルトに入れる場合は、食べる直前にしましょう

お肉と一緒に調理するとお肉が柔らかくなる

先ほどもキウイがタンパク質を分解すると説明しましたが、キウイはタンパク質を分解する酵素（アクチニジン）を豊富に持っていますので、お肉と一緒に調理するとお肉を柔らかくする効果があります。お肉を漬け込みする時にすりおろしたキウイを入れておくと安くて硬いお肉が柔らかなお肉に変身します。

キウイは皮ごと食べられる

キウイの皮にはポリフェノールが豊富に含まれていて、ニュージーランドでは皮ごと食べるのが当たり前だそうです。食物繊維が豊富に含まれているので便秘解消の効果や、満腹感を感じられることから、ダイエット中にも良いですね。ただ、消化はあまりよくないので胃腸が弱い方にはあまりお勧めではありませんので注意してくださいね。

 

いかがでしたか？

キウイにはいろいろな効能もありますし、なんといっても美味しい。もしも、切ったキウイが硬くて酸っぱくて悲しいと思った時も捨ててしまわず、これらの方法を試してみてくださいね。きっとおいしく食べられると思いますよ。

最後までお読みくださりありがとうございました。