Z会が、受講者向けに実施しているVテストをご存じですか?
この模試は、Z会が受講者への特典として行っているもので、受講している人は全員が無料で受験することが出来ます。
しかも!1教科だけしか受講していなくても、全教科受験が出来てしかも希望校別の順位までもを教えてくれる素晴らしいテストです。
模試といえば、塾で行うか、自宅で行う場合もありますが有料で大体が5~6千円程度しますよね。Z会では1教科でも受講していれば受験出来ますので最安であれば2千円台から受験出来てしまうので模試を目当てにZ会を受講するのも悪くないかもしれません。
もちろん模試を受けるのに、値段が安いということは二の次だと思いますが、Vテストは良問で作られています。
この記事では、Z会でVテストを受験するための条件や実際の受験方法、結果の見方まで詳しく解説していきます。
- Z会でVテストを受けるための条件
- Z会のVテストの時期
- 受験方法
- 結果の時期と結果の見方
- 難易度
Z会でVテストを受けてみたいけど迷っている方の参考になるといいな
Z会のVテストとは
「Vテスト」は、通信教育のZ会が開催している中学生向けの在宅模試で、正確には「実力判定Vテスト(中学2年2月からは志望校判定Vテスト)」という名前の実力テストです。
このテストは、通信教育Z会を1講座以上ご受講中であれば無料で受験することが出来ます。(※Asteria英語のみ受講の場合は対象外)
このテストを受講することで、志望校内順位や分かったり中学2年の2月以降は、合格の可能性を割り出してもらえます。
Z会は比較的学力が高い子向けの通信教育のため、難易度はやや高めの設定になっていますので実力を試すことも出来ます。しかも、難しい問題だけでなく、まんべんなく出題されるため、弱点を見つけることにも役立ちます。
Vテストには、「高校受験型」と「中高一貫型」の2種類があり、問題はどちらも一緒に届きます。その中のどちらかを自分で選択して提出します。
高校受験型にも中高一貫型にも対応しているのはいいよね。
中高一貫型はやっぱり難易度が高くなっているから、高校受験型の子が、中高一貫型の子のレベルを知ることが出来るのもメリットだよ
Vテストの時期
1年に3回(7月、11月、2月に実施)
中学1年生 | |
7月 | 3教科(国語・数学・英語) |
11月 | 3教科(国語・数学・英語) |
2月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
中学2年生 | |
7月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
11月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
2月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
中学3年生 | |
7月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
11月 | 5教科(国語・数学・英語・理科・社会) |
受験月の前の月までにZ会の入会を申し込んでいると受験することが出来るよ。具体的な締切日は、Z会ホームページを見てね
受験するための条件
Z会で1教科以上受講している方が対象になります。
Vテスト自体は、国語・数学・英語と、1年生の2月以降は理科・社会もありますが、対象の教科を受講していなくても問題なく全教科受講することが出来ます。
ただし、Asteria英語のみ受講の場合は対象外になりますのでご注意ください。
実施月当月に受講していれば自動的に対象になります。Vテストが受けられるZ会の入会申し込み期日は前日の末ごろまでとなりますので、Z会 公式ホームページ でチェックしてみてください。我が家は、英語だけを受講していたけどちゃんと全教科受講出来たよ!
具体的な受験方法
各受験においては、問題に指定の日時で受験するように指示が書かれています。
例えば、2022年7月の場合は、7月16日または7月17日が実施日でした。実際には、必着日までに答案用紙が届けばこの日程でなくても問題ありません。
ただし、やはり実力テストですので指定された日程通りの受験した方が良いですよね。その方が、正しい結果が出ると思います。Vテストの問題の表紙には具体的な時間割も問題に記載されていますので出来る限りこの通りに実施することをおすすめします。
テストを日程通りに実施したら、すぐに提出が必要です。テスト日からVテスト提出の必着日までが短いので要注意。終わったらすぐに提出しましょう
テストは、マークシートではなく記述式になっていて、数学は途中式を書いたり、考え方を記述する問題もありました。
家で実施するとはいえ、ちゃんと時間を計ってきっちりテストを受けるのが正しい結果を得るポイント
進研ゼミのテストはついつい時間が適当になってしまっていたけど、Z会は本格的なテスト!という感じだから、我が家もきっちり時間をはかって受験したよ
きちんと時間を守って受験したら、返信用封筒に答案用紙を入れてポストに投函します。実施日から、Z会必着日が短いのでテストを受験したらその日のうちに投函することをおすすめします
切手は自分で貼らないといけないから気を付けてね。
結果の発表はいつ?見方は?
このVテストの結果は、8月10日ごろから、Z会マイページのスタディルームで内容を確認することが出来ます。マイページで案内が届きますが、実際にはその案内が表示される1,2日前から見ることが出来ました。
スタディルームからVテストの結果を見る方法を実際の画面で説明するね
マイページへのログインは、保護者IDでも生徒IDでもどちらでもOK
この先で、点数・偏差値・大問ごとの評価(苦手が分かる)や問題の解説とアドバイスが見られます。無料のテストでここまでやってもらえるのは、素晴らしい!
難易度
Z会のVテストの何度は「やや難しい」となっています。
Z会は、成績優秀者向けの教材であることもありレベルは全体的に高めです。他の模試の偏差値より低めに出るようです。
参考までにちなみにわが子の成績表はこちらになります。
すごく良いというわけでもない微妙な成績でお恥ずかしいですが、普段の成績は一般的な公立中学校の定期テストでは上位10%前後です。
公立高校ですので通っている学校のレベルが低いと考えることも出来ますが、一般的に上位10%であれば偏差値は62程度ですので、やっぱりVテストの受験者層は成績上位者が多そうです。
実際に同時期に受験した、全県模試の偏差値は63前後でしたので、やはり5~10程度は低い偏差値が出るようです。
実際に受験した感想
我が子は、現在中学1年生なので、高校受験に向けた模試は初めてでした。家で模試を受けるのは手軽な一方で、時間を守ることやしっかり集中出来るのかということを心配していましたが、時間はしっかり守ることが出来ましたし、集中して受験することが出来ました。
ただ、やはり会場受験に比べると周りの雑音など集中を妨げてしまう部分がありました(下の子が騒いでしまうなど)、これはVテストに限った事ではなく自宅受験の課題なので、これからどのようにやっていくか考える必要がありそうです。
受験すること自体は、ややめんどくさそうにしていましたが、結果が来るとしっかり興味を持ち、偏差値・志望校順位を見て一喜一憂していました。
模試を受けることで得意・不得意が見えてくるのでこれからの学習にも役立ちそうです。
下記のように大問事に評価がついてきますので、今後の学習にも役立ちます。
数学は得意な方だと思っていましたが、これを見ると唯一Cがついたのが数学。どうやら文字式の応用問題が苦手だと分かりましたので対策していきたいと思います。
受験して感じたVテストを受けるメリット
Vテストを受験してみて感じたメリットは主に下記になります
- 成績上位者の中での位置づけが分かる
- 志望校別の順位が出るのがモチベーションアップへつながる
- 得意・不得意を分析してもらえる
- 過去の学習内容の復習に役立つ
無料で実施してもらえる模試としては問題のレベルが高いです。そして解説も分かりやすい。
我が家はZ会は苦手教科のみを受講しているので月当たり2千円程度です。それなのにこのVテストがあることで、他の科目の復習まで出来てしまうのは素晴らしい。このテストのためにその月だけ受験するのでも良いのでは?と思う満足度でした。
興味がある方は、こちらの、Z会 公式ホームページ から、内容や時期をチェックしてみてください。まとめ
Z会のVテストを受験してみた率直な感想としては、1教科だけの受験でも受けられるのはかなりお得といえます。
- Vテストは、1教科だけでも受けられる
- 問題難易度は少し高め(偏差値は低めにでる)
- 解析や分析をしっかりしてくれる
- 志望校別順位を出してくれる
1教科のみでも受験できるのでその月だけの受験にすれば2千円台で受験出来ます。今、まだZ会を受講していない方の場合も、2千円台で模試を受講して、Z会のお試しも出来ると考えたら試してみる価値があるのではないかと思います。
Z会はこの模試以外の通常の教材自体もとても良質です。一度試してみたいと思っている方は、教材を試しつつ模試が受けられる7月、11月、2月がおすすめです。
テストを受ける回数が多ければ多いほど、個人的には実力がついていくと思っています。
テストで今の実力を確認しつつ、さらにしっかり実力を身に着けていきましょう!
我が家は、進研ゼミのエベレスを受講しています。体験談もよかったら読んでってくださいね。